日記 2026/10/29

天気:晴れ、肌寒い
メンタル:元気
 
ロールプレイングゲームで、二者択一の選択肢を選ぶときに、自分にとってどちらがより好ましいかという基準で選びたいと思いつつも、実際にはどちらがよりお得かというのを考えて、よりお得なほうを選びがちだった。しかし、お得であるほうを選ぶというのは「お得であるほうを選ばざるを得ない」とも言えるのではないだろうか。そして、それはつまり、お得なほうを選ぶことは必ずしも幸福ではないのかもしれない。お得かどうかを考えずに行動できるのなら、むしろそちらのほうがより幸福と言える場合もあるかもしれない。
 
例えば、ロールプレイングゲームで、「とりかえしのつかない要素」があるかもと思うと、わたしはどうしても攻略サイトを見てその指示通りの行動を取ってしまう。しかし、そういうプレイは往々にして楽しい体験にならない。ゲームでくらい、とりかえしのつかない要素を取り逃がしたっていいじゃないかと思うようになった。とりかえしのつかない要素に一喜一憂して、ゲームの体験を楽しめないのはけっこうくだらない。そうした要素をいちいち気にせず、自分がやりたいようにプレイする(たとえそれで自分が損を被るとしても)のが本当はよりよいかも。
 
現実の生活においても、商品を買うときにより安いものを買おうとする行動は「賢い」とされる。しかし、それは必ずしも幸福ではないかもしれない。大富豪は値段などを気にせず、買うだろうし、そこには値段が数百円高いことで損をするという価値観がないからだ。もちろん、程度にもよるので、大富豪でも数億円とかの損はしたくないだろうけど、わたしのような庶民がスーパーで食品を買うときにたかだか100円程度でもより安いものを選ぼうとするというのはある種不幸であると思う。それは、自分のほしいものを選んでいるというよりは価格の安いほうを選ばされているからである。
 
話は逸れるけど、youtubeでゲーム実況をする配信者が損得を気にせず無鉄砲にやりたい放題にプレイして、ときにはクエストに失敗したり、自分だったら選ばないような選択を選んだり、思わぬ展開になったりするの見ると、自由を感じる。たとえゲームがバグだらけでレビューではおおむね不評なゲームでも、バグを含めてその挙動を楽しんでいるのを見ているとちゃんとゲームを楽しんでいるなぁ~と思って、羨ましいのだった。

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