日記 2025/05/19 伏黒甚爾理論
天気:晴れ
メンタル:昨日よりはマシになった
私は午前中本を読んでいた。まばたきをして目を開けると、時間は1時間半経っていて、読んでいる箇所は1ページも進んでいなかった。という恐怖体験をした…。コワ~。
いつの間にか眠っていた…。最近、本を読むとすぐ眠くなる。
机に突っ伏して変な姿勢で寝たせいで首と背中がこわばっている感じがする。
・伏黒甚爾理論
小説を読むうえで、その物語がいったいどういう物語なのかという暫定的な筋の予想ができないと読み進めるのがきつい。つまり、物語というのはある程度「こういう話」というのが予想がついたほうがいい。そのうえでその予想を上回っていく物語がおもしろい物語だ。私はこれを伏黒甚爾理論と呼んでいる。
「オマエみたいに隙がない奴には緩急つけて偽のゴールをいくつか作ってやるんだ」
──伏黒甚爾(『呪術廻戦』9巻、芥見下々、集英社)
これは物語全般の創作において重要なことを言っているように思う。「オマエみたいに隙がない奴」というのは、要するに読者のこと。読者は偽のゴール、とりあえずのゴールを欲している。そして、最後に本当のゴールを提示されること、裏切られること、自分の予想を上回られることを期待している。しらんけど。