日記 2025/05/15

天気:初夏
メンタル:元気寄りの普通

目の前にあることを恐れず、どっしりと構える。そしてじっと待つ。待ち構えることだ。待ち構えることが大事だ。これは人生訓のようなものだ。

FPSの話をさせてほしい。FPSにおいてエイム練習をするのはなぜか。エイム練習をするのはいつでも弾を的に当てられるようにするためだ。待ち構えることはFPSのエイムと似ている。
待ち構えるという言葉の意味を深く考えることだ。

待ち構えるという動きの内容を細分化して見てみよう。まず待ち構えるというのは予測しているということだ。相手が大方このあたりに顔を出すという予測がなければその場所で待つことはできない。そして構えるというのは、待っている間、いつでも撃てるように構え続けるということ。いつでも撃つという対応ができるということだ。つまり、待ち構えるというのは、予測しながら対応するということだ。

別の角度から見てみよう。待ち構えるというのはじっとしているイメージがある。しかし、動いてはいないがいざとなったら次の瞬間にはいつでも動けるというイメージでもある。

エイム練習は弾を100%的に当てるために練習するわけではない。それは無理だから。そもそも100%当てること自体は目的ではない。相手を倒すことがそもそもの目的だ。話を戻してエイム練習とは的に弾を当てる精度を上げるためにする。初心者は最初、偶然弾が当たる。なんか当たったという体験をする。エイムをよくするということはその「偶然当たった」の確率を高めていくということだ。「偶然当たった」の精度を上げるというときに必要なのが「待ち構える」という姿勢<フォーム>だ。そして、待ち構えているというのは、待っているという語からイメージされるような後手に回っているわけではない。後手に回っているかのように見えて、実は先手を取っているのだ。相手がここにこういうふうに動くという予測があってこそ待ち構えることができる。そして、待ち構えるためには必要なのは、相手がどう動くかの予測の意識と精度だ。その練習こそが必要だ。

正しい予測をすることで待ち構えることができる。
自分が傷つかないための最大公約数的な予測に基づく対応は待ち構えることではない。


このブログの人気の投稿

日記 2025/05/18

日記 2025/02/15

日記 2025/05/25