日記 2025/05/07

天気:暑~
メンタル:ギリ普通

昨日の夜、ふとしたきっかけであるイベントに参加した。イベントの内容自体は好きだったから参加したわけだが、イベントの目的は人と交流することで、それが私には向いてなかったようだ。端的に言えば楽しくなかった。周りの人も初対面の人ばかりだったためにノリもわからず 、私はずっと隅でひっそりとしていた。そもそも交流が目的のイベントだったのにもかかわらず、私はほとんど誰とも喋らずに帰った。イベント中ずっと本当に苦しかった…。イベントが終わると私はすぐさまひとり帰路についた。その帰り道、自分がとても惨めだったし、もしかしたら人と関われるきっかけがあるかも… といった下心を実は自分が抱えていたことに気づいて数秒だけ自己嫌悪に陥った。

◯今日のお便り
夜行浜町・ベリベリマジックさんより
拾井さん、こんばんは。いつも日記を楽しく拝読しております。自分は歌を歌うのが苦手で、友達とカラオケに行くときも常に聞き役に徹していたのですが、先日、「ベリベリマジックも歌ってみない」と誘われ、その時自分は何を思ったのか、その友人とデュエットしてしまいました。いざ歌ってみるととても気持ちよく、歌い終わった後はなんか気持ちがスッキリしてしまいました。自分なんて歌がヘタだからと今まで避けていたのですが、いざ歌ってみるとこんなに楽しいなんて! 食わず嫌いならぬ歌わず嫌いですね。拾井さんには苦手だったけどやってみたら意外と楽しかったという経験はありますか? ご回答いただければ幸いです。

回答: ベリベリマジックさん、お便りありがとうございます。そうですね。私の場合だとバンジージャンプですかね。以前の職場の同僚がバンジージャンプがやりたいと言ってひとりじゃつまらないからぜひついてきてくれと言われたのでついて行ったことがあります。いざバンジージャンプ会場に行ってみると、バンジージャンプのカップル割なるものがありまして、カップルで申し込むと一人あたりの参加料が2000円安くなるというので、その同僚に頼まれて私もバンジージャンプをやらされる羽目になりました。でも、冷静に考えると、二人一組で遺書にジャンプするわけでもないんだから、カップル割を使わずにただ一人で勝手に飛べばよかったのでは、と少し同僚に疑問が残りますが。私は夜行浜タワーの展望台ですら足がすくむくらい高いところは苦手だったのですが、いざ飛んでみると、あの独特の落下していく浮遊感と落ちている間どうあがこうと落ち続けている無常感から、ある種の直感というか悟りを感じて今ではいい体験だったとやってみた後では思いました。飛ぶ前はもう嫌で嫌で、飛び終えてスッキリした顔つきの同僚を恨めしい目で睨んでいましたが。やってみるものですね。

◯今日の一曲
ベリベリマジックさんからカラオケでこの曲を歌いましたということでリクエストを頂いています。吾妻みつみ featuring アナバシスで、「Catch the Flow」。

 

※この文章はフィクションです。実在の人物・団体・事件とはいっさい関係がありません。

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