自己否定をやめる100日、1日目

 『自己否定をやめるための100日間ドリル』(坂口恭平、アノニマ・スタジオ)という本を今読んでいる。それで、自分も双極症だし、ちょっと似た症状もあるし、これから良くなっていきたいし、自分も坂口恭平を見習って、というか私淑して、こういうふうに日記をつけることにした。上記の本の中ほどに「自己否定をやめる100日」と題した坂口本人による日記が挿入されており、本人の実践が読める。こうしてここに書きつけることで、私もなんとかやっていきたい。実は昨日から日記をつけ始めているので、今日は2日目である。昨日から100日後は来年の3月2日なので、それまでなんとか続けてみたいと思う。坂口恭平は95日で終えている。だからまあ、100日かからずに体調が良くなるかもしれないし、100日で済まないこともあるだろうから気長にやってみたい。


今の状況について書いておこう。今の私は、10月で仕事を退職したので無職である。双極症の鬱状態が悪化して退職した。しばらくは無職のままぶらぶらしていようと思っていて、それでいい機会だと思ってこうして日記をつけることにした。体調は身体的には元気な日と不調な日のムラがある。日によっては日中起きているのがきつくて寝ている日も最近は多い。夜8時間、昼間6時間くらい寝ているときもある。今は、眠りまくりのこの状態にものすごくイライラしており、焦っているのだが、焦らないようになりたいと思っている。もちろん、夜にしっかり眠れて、昼間は眠くならずに活動的になれるのがいい。最終的な目標はそこだと思う。


坂口恭平氏によれば、体調がいいときに心のなかで「もっとできる」「もっと頑張らなきゃ」という気持ちになるのも自己否定の形であるという。そのとおりだと思う。確かに、働いていたときも私は「早く仕事がもっとできるようにならなくてはいけない」「このままでは全然役に立っていない」という焦燥感で常に満ちており、不安でいっぱいだった。まずはこういった思考を発動させない、気にしないことだと思った。


ところで、今日も相変わらず日中6時間寝てしまった。だが、別にいいのだと思うこととする。もちろん改善したいとは思っているが、眠かったのだから、それをなんで起きていられないんだとイライラしても仕方がない。今は、脳みその代わりに頭の中に灰色の粘土が詰まっているかのような感じで、何もやりたいという気持ちがないし、何をやってもあんまり楽しくない。何か映画を観るとか、小説を読めたらいいんだけど集中力が枯渇していてできなかった。できたことといえば今文章を書いていることはできたのでよかった。昨日も日記を書いているから、継続しているわけである。食事は取れている。このまま続けていこう。


このブログの人気の投稿

日記 2025/05/18

日記 2025/02/15

日記 2025/05/25